
A few Moments of cheers
数分間のエールを
Sūfunkan no ēru o

高校生・朝屋彼方は、日々・MV(ミュージック・ビデオ)の制作に没頭していた。ある夜雨の中でストリートライブをする女性と出会う。その歌声に衝撃を受け、感情をぶつけながら歌い上げる姿に、彼方は心が突き動かされた。翌朝、彼方は教壇に立った新任教師の姿を見て驚く。その教師・織重夕は、前夜、彼方の心を突き動かしたミュージシャンだった。夕は、100曲歌を作って1曲もバズらず、その苦悩から逃れるために音楽の道を諦め、前夜を最後のストリートライブとして別の道に歩き出すところであった。そして、彼方が聴いたのが100曲目の歌だった。モノづくりの楽しさを糧に次に進む彼方は、夕に彼女の歌のMVを作りたいと願い出る。
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監督プロフィール
会った事も無かった人に「Hurray!さん映画作りましょう」と言われてもう3年が経ちました。 降って湧いたようなありがたいお話に感謝をし、全てを賭けて作る覚悟を決め、これっきりかもしれないから本当に言いたい事を、と考えた末にテーマに選んだのは”創作活動とそれへの激励”です。こんな時代に、趣味にしろ仕事にしろ何かを作って生きていくのは本当に大変で、だからこそ初めて作った時の熱や、それに浮かされて生きる毎日はとても尊いものです。もう辞めてしまった人も、まだ続けている人も。無責任に「続けた方が良い」なんて言いたいわけじゃないけれど、どうか何かを作った時の経験や喜びが、貴方を明日に運んでくれますように。