Frontier

1999年小惑星の衝突により世界は崩壊した。その危機を事前に察知し、人々を地下へと先導した男がいた。それが、天の滴教団教祖の夜一類。彼は人々を地下へと避難させた後地上へ繋がるゲートを閉ざしたのであった。 それから50年後の2049年。夜一が死にすでに8年の時が経っていた。指導者を失った世界は荒廃の一途を辿る。 　地下世界で住人として生活するホタルは、幼馴染であるヒカリ、彼を尊敬するアスカと共に日々を過していた。彼らの住むN地区は4つに分かれる地下世界の中で最も荒廃している地区である。 ホタルにはもう一つの顔があった。夜な夜な薬を売りさばく売人を襲う中で、彼は装着したも者の能力を上昇させる謎の青いマスクと出会う。 ホタルのに襲われた売人たちが、アスカを誘拐する事件が発生する。 その頃、夜一類の息子であり政府上層にいるアシダカは尊敬する父の様にと思う一方で、腐れ切った政府上層部への怒りと自分自身の力の無さに苦しむ。さらに上層部は人口増加及び食糧不足に対する対策として、「N18計画」を実行しN地区の住人を一掃しようとしていた。アスカを救いに行くホタルは、激しい戦闘の中で青いマスクを着け売人達に勝利するも直後激しく苦しみながら倒れてしまう。まだ動けた売人の1人が、彼らに襲い掛かろうとする最中アシダカが彼らを助けたのであった。